光(電磁波)
電磁波は波長によって呼び名が変わってきます。
電磁波の種類
VLF・LF・MF・MF・VHF (テレビ波) |
UHF・SHF・EHF (レーダー波) |
赤外線 | 可視光線 | 紫外線 | X線 | γ線 (ガンマ線) |
1km~1m | 1m~1mm | 1mm~1/1000mm ~780nm | 780nm~380nm | 380nm~1nm | 1nm~1/1000nm | 1/1000nm~10^5 m |
長い← 波長 →短い | ||||||
電波 (テレビ、ラジオなど) |
マイクロ波 (衛星通信、電子レンジ、携帯電話) |
加熱機器など (赤外線ヒーター、赤外線写真など) |
光 (人間の眼に見える範囲) |
殺菌灯など | 医療機器など (CTスキャナー、レントゲンなど) |
放射線 |
電波 | 電波(マイクロ波) | 光 | エックス線 | ガンマ線 |
この中で人間は可視光線の範囲で色覚を生じます。
つまり、人間の眼で見える範囲です。
虫などは紫外線の受容細胞を持っているので、
大抵の虫(ミツバチなど)は約300nm~600nmが認知領域なのです。
つまり紫外線が、虫の眼で見える範囲なのです。
だから、虫が光に寄って来るのは、光によって来ている訳ではなく、
光から出る紫外線によって来ているのです。
ちなみに、
赤外線などは人の眼では通常は確認できません。
しかし、携帯のカメラなどを使って赤外線を映せば確認できます。
(リモコンが故障したか確認したいときなど使えます、
故障していなかったら、紫色に光ります。光の色はカメラによります。
この人間の眼で確認できる範囲を可視光線といいますが、
この可視光線はプリズムを当てて分光(光の分解:光を波長ごとにわけて、
各波長の単色光にすること)すると、虹色の帯(赤や黄や緑など)となってあらわれます。
この虹色の帯のことをスペクトルといいます。
プリズムによる光の分光
太陽光
↓
プリズム(光を屈折・反射させるレンズ)
↓
(可視光線の範囲)
↓
_____________________________
↓ ↓
色 | 赤外線 | 赤 | 橙 | 黄 | 緑 | 青 | 藍 | 紫 | 紫外線 |
長い← 波長 →短い | |||||||||
波長 | 780~1mm | 610~710nm | 590~610nm | 570~590nm | 500~570nm | 460~560nm | 430~460nm | 380~430nm | 10~430nm |
人間が色を認識するには、
光(可視光線)が物体(車、家、石など)に当たると、反射、透過(ガラスなど)、吸収を引き起こす。
どの波長をどれだけ反射したか透過したで見える色が変わってくる。
つまり、
色の見え方は眼に届く波長領域で違ってくる、
赤色は長い波長を多く反射する。
緑色は中波長を多く反射する。
青色は短い波長を多く反射する。
白色はほとんどの領域の波長を反射する。
黒色はほとんどの領域の波長を吸収する。
だから、黒色は光を吸収する量が多いのですぐ熱くなる。
※ブラウザによっては上手く表示されない場合があるので、
下記のサイトで確認ください。
↓
http://usefulk.web.fc2.com/menu1/kagaku/ka-y.html
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